大島中学校校歌


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作詞 新屋敷 幸繁 (昭和10年時大中教頭)

作曲 信時 潔

1) 嗚呼安陵を愛すべし これぞ吾等が住みかなる

光は常に南より 磨く至剛の精神は

歌と古伝の大島に 燦然として輝けり

2) 嗚呼勤労を愛すべし 苦節は吾等を立たせたり

行幸の感激身にしみて 自治安陵の大旆のもと

剛健の風質実の 校是のままに進みなん

3) 嗚呼吾等が道を愛すべし 至誠は島を起こすらむ

学問の宝庫 鎖鑰の地 名瀬の港に入る船の

出でては国を輝かす 燦たりうたえ吾が母校

大島高等学校校歌


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作詞 福田 克彦

作曲 渉 秀豊(旧職員)

1) 立神をめぐりて清き 新潮の 香にたつあした 相和して

われらうたわん 夢若き自律の調べ  研学の理想に燃えて

見よ挙る 大島高校

2) 安勝山の緑に映えて 自主の窓 輝くところ 真理追う

個性豊かに 培うは不屈の気魄 友愛の誠も篤く

見よ励む 大島高校

3) 新川のせせらぐほとり 春秋の 幸みつ学園 誇りある

その名かざして 天翔ける抱負の翼 みんなみの光と勢い

見よ進む 大島高校

大中(大高)かぞえ歌


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栄 尚志(大中6回卒)
石田 撥(大中9回卒) 共作

 一つとせ 人里離れた 松原の中に

            大高は あるわいな

                大きな新川 前にして

 二つとせ 冬でも夏でも 松の色

            変わらぬ緑につつまれて

                学ぶ生徒は一千余

 三つとせ 皆様ご承知の 大高生 

            年中一重の破れ服 

                暑さ寒さにゃかまやせぬ

 四つとせ 夜の外出 禁じられ 

            昼でもでるときゃ 制服で 

                例の破れ服 着て出ます

 五つとせ 一番むずかしい数学は 

            一週間には七時間 

                 落第するのもこれが為

 六つとせ むずかしい 試験の問題に 

            頭悩ますかいもなく 

                 やがて終りのかねが鳴る

 七つとせ なんのかんのと 

            理屈いう 上級生の つらにくさ 

                 そのくせ教師にゃ しかられる

 八つとせ やんちゃするのも 

            二年まで 三年なればニキビづら 

                  大人ぶるのも にくらしや

 九つとせ ここに三年の 年つもり

             あとは卒業を待つばかり

                   にくらし教師もなつかしや

 十とせ  とうとう卒業となりました 

             明日は去ります 名瀬町を 

                   さらば皆様健やかに 

安陵讃歌


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作詞 藤山 萬太 / 作曲 築地 俊造

 1) 春、安勝の空清く 松の緑はあざやかに

    学びの同志は夢持ちて 集い来たりし名瀬の街

    あゝ安陵 我が安陵 永久に

 2) 夏、新川を渡る南風 赤木の葉音爽やかに

    学びの同志は意気高く 文武の道にいそしめり

    あゝ安陵 我が安陵 永久に

 3) 秋、新北風の騒ぐ大洋 さしばの舞いのその影に

    学びの同志は睦みつつ 理想の彼方見つむらん

    あゝ安陵 我が安陵 永久に

 4) 冬、立神に寄する波 黒潮の流れ北を指す

    学びの同志の意志固く 幾星霜は移りたり

    あゝ安陵 我が安陵 永久に

遠からん物は音に聞け


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1) 遠からん物は音に聞け

近くばよりて目にも見よ

これぞ我等が腕の意気

千万の敵何かある

ツララ大中(高)大中(高)ツララツララ

ツララ大中(高)大中(高)ツラリラ

2) 秋の繚乱血の錦

千草の中に来て見れば

怒涛逆巻く太平洋

南島あらしいや強し

ツララ大中(高)大中(高)ツララツララ

ツララ大中(高)大中(高)ツラリラ

優勝歌




1) 嬉しや楽し あな楽し

          安陵勝てり われ勝てり

          いざや歌わん 勝ちいくさ

          安稜万歳 万々歳

          大中(高)万歳 万々歳

      2) 嬉しや楽し あな楽し

           安陵勝てり われ勝てり

           いざや歌わん 勝ちいくさ

          安稜万歳 万々歳
   
           大中(高)万歳 万々歳

寮歌




1) 南の島紺碧の 湛えて深き海の色

    あしたにきくは安勝の 山風麓のひびきあり

 2) いま黎明の青雲寮 夢をやぶりし若人の

    さめし眼に燦然と 理想の意気は空高し

 3) 立てよ進めよ自治の寮 愛と信義の旗かざし

    正義の刀の行くところ 邪悪の風潮影もなし

 4) あゝときはゆくますらをよ 命おしまぬ鉄石の

    固き心を誰が知る いざいざ励まん若き日を

  

行きゅんにゃ加那





(歌: 西 和美)

 1) 行きゅんにゃ加那 我きゃ事忘れてぃ 

    行きゅんにゃ加那 汝きゃ事 思めばや

    行き苦しゃ  スラ行き苦しゃ 

 2) 目ぬ覚めて 夜や夜中とぅ

    目ぬ覚めて 汝きゃ事 思めば

    眠ららぬ スラ眠ららぬ

 3) 阿母と慈父 気ぬ毒考ん候な

    阿母と慈父 米採てぃ 豆採てぃ

    召上らしゅんど スラ召上らしゅん       

島かげ





(歌: 朝丘 雪路)
作詞 村山 家国 / 作曲 福島 豊彦 

 1) つらなる海の 西東 別れた島の

    別れた島の 思いぬかなしゃ

 2) 島の岬に 夕波ぬたてば 加那が思いの

    加那が思いの 船灯もうるむ

 3) 紅い船灯の 港の夜更け 誰か心か

    誰か心か 蛇皮線ぬかなしゃ

 4) 別れ別れて 西東 いつかあう日の 

    いつかあう日の 夢ぬかなし

名瀬セレナーデ




(歌: 桂 啓子)

         作詞 永江 則子 / 作曲 村田 実夫

 1) 黄色い日射しの 島の秋 北風吹いて 野が枯れる

    山鳩鳴いて 日が暮れる  山鳩鳴いて 日が暮れる

 2) 一本松から 三五夜の 月もホロホロ 御神山

    泣いているよな 名瀬港 泣いているよな 名瀬港

 3) 群雲何処へ 行くのやら 何故に白波 さわぐやら

    入り船今日も 待ちぼうけ 入り船今日も 待ちぼうけ