大中(大高)かぞえ歌 – 関西安陵会 愛唱歌

大中(大高)かぞえ歌


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栄 尚志(大中6回卒)
石田 撥(大中9回卒) 共作

 一つとせ 人里離れた 松原の中に

            大高は あるわいな

                大きな新川 前にして

 二つとせ 冬でも夏でも 松の色

            変わらぬ緑につつまれて

                学ぶ生徒は一千余

 三つとせ 皆様ご承知の 大高生 

            年中一重の破れ服 

                暑さ寒さにゃかまやせぬ

 四つとせ 夜の外出 禁じられ 

            昼でもでるときゃ 制服で 

                例の破れ服 着て出ます

 五つとせ 一番むずかしい数学は 

            一週間には七時間 

                 落第するのもこれが為

 六つとせ むずかしい 試験の問題に 

            頭悩ますかいもなく 

                 やがて終りのかねが鳴る

 七つとせ なんのかんのと 

            理屈いう 上級生の つらにくさ 

                 そのくせ教師にゃ しかられる

 八つとせ やんちゃするのも 

            二年まで 三年なればニキビづら 

                  大人ぶるのも にくらしや

 九つとせ ここに三年の 年つもり

             あとは卒業を待つばかり

                   にくらし教師もなつかしや

 十とせ  とうとう卒業となりました 

             明日は去ります 名瀬町を 

                   さらば皆様健やかに