関西安陵会は関西在住の鹿児島県立大島高等学校の卒業生の会です。

ご挨拶  第23代会長 先山 和子

第53回関西安陵会総会が、多くのご来賓のご臨席を賜り、会員と共に奄美群島日本復帰60周年記念総会として開催できますことを大変うれしく思います。ご多忙の中のご臨席と協賛広告、誠にありがとうございました。
 本日の講演は奄美の多くの方々にも聞いていただきたく会員以外にもご案内いたしました。
 この貴重な講演を通して、私たちが平和の有難さを感じ、私たちの使命について考える機会にし、故郷への思いを込めた総会、先輩方への敬意と感謝を込めた総会になればと思います。
 復帰60周年記念の年に4回卒の先輩方(兄の同期)とのご縁により、座談会や講演が実現し、貴重なお話を伺う機会が得られました。先輩方には真夏の暑い中での座談会や校正にご協力いただき、おかげさまで、当時をしる資料を作成することができました。心より感謝申し上げます。
 さて早いもので、現執行部もお陰さまで任期満了を迎えます。
 この2年間の抱負として取り上げた内容は昨年の総会冊子の挨拶で申し上げていますが
執行部のながれ、2、総会の栞と会報、3、広報部と文化部について、執行部会、幹事会で検討しながら実現いたしております。引き続き、次期執行部でより充実させていくことを期待します。
 特に、郷土会でも同窓会でも、会長選出は悩みの種ですが、私が会長就任と同時に取り組み、訴えてきたのは、組織の流れをつくることでした。
 現執行部にはこれからの10年間、5期にまたがって中心的になってもらえるだろうという方々に加わっていただいております。同期会に顔をだし、仲間と前向きに語り合うことが好きで、母校に対し思いがある方々です。幹事には、17回期、18回期を増やしました。仲間の結束が必要だったからです。
 還暦を過ぎ、仕事をリタイヤすると故郷の仲間や同級生との交わりが盛んになります。新たな何かを求める時でもあります。同窓会活動が中心的にできる時期です。
 私たち17回期がちょうど、そういうタイミングでした。
 還暦同窓会でグッと、距離が縮まり、会長になった私を同期が支えてくれています。関西だけではなく関東や奄美の仲間も応援してくれ、同期の仲間をこれほど力強く、有難く感じたことはありません。
 執行部、幹事の皆さんはいろいろな職種、幅広い年齢層で占めており、運営する中でたくさんの気づきと発見がありました。数えきれないほどの出会いがありました。喜びと感謝でいっぱいです。
 が、私自身、会長として全力投球できるのは2年が限度だと思います。
 惰性や慣れですることができません。
また、2期、3期と会長を続けることは、次に会長をできる人の時期を逸してしまいます。
 先輩方に敬意を払いながら、安陵会の品位と伝統を失わず、新鮮さと活気を求めて、より若い回期に引き継ぎ、参加しやすい同窓会と執行部の流れをつくって次期回期にバトンを渡します。
 先輩の皆様、温かい励ましありがとうございました。後輩の皆さん、次、よろしく!
 41年卒17回の皆さんありがとう!
ご来賓の皆様と会員の皆様のすべての方に心からいっぱいの感謝を込めて
    あ り が と う ご ざ い ま し た。