関西安陵会は関西在住の鹿児島県立大島高等学校の卒業生の会です。

箕面の森(箕面滝道)ハイキング活動報告

広報部便り

箕面の森 ハイキングの報告

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秋の紅葉シーズンです。11月22日・10時 阪急箕面駅に集まった関西安陵会メンバー、友人そして家族の総勢16名 今年の催し行事としてハイキングを開催しました。駅から箕面の大滝までは大勢の人々。WITHコロナの生活の日々ですが、自然の美しさに癒されながら、マスク着用、会話も少なくそして名物のもみじ天ぷらをちらっと横目でのぞきながら第一目標箕面の大滝に到着。想像していましたが、人、人。参加者で記念撮影、密を避け、急ぎこの場所を去りました。まだまだこれからの困難を知らない私達は、ここから次の場所、才ケ原池までの行程を甘く考えていました。このハイキングはビキナコースで『ちょっぴり山歩き』 『箕面の滝道さんぽ』緑と水に癒される初心者向けのコースですとパンフレットには記載されていますが、基準は定かでないと悟りました。山道で行き交う人は少なく、これくらいなら平気、話をしながらゆっくり歩こう等の掛け声は、「さあ、これから少し坂道を20分ほど登ります」とすました顔で説明する川上会長。会話する余裕もなく悲鳴です。この地名は『地獄谷』どのメンバーもいやな予感、見上げるだけで気の遠くなる階段、階段 杖が必要、倒木で杖を作る奄美育ちの久保幹事長と先輩や後輩達、日ごろの運動を悔やみながら、周りの景色、左側は谷、もう紅葉には目もくれず、登る階段のみ見つめ、たどりついた才ケ原林道休憩。地獄谷の地名は由来どおり、どの顔もやれやれと安堵な汗が流れています。次に目指すは才ケ原池。ようやく会話が飛び交います。これだけしんどい谷、坂道でしたのでどのような池なのかと想像していましたが、私はこの池までなぜ来なければならなかったのかと思いながら、お昼の弁当。静かな池を見ていると、水面が静かでとても美しい池、角度で異なる姿の池の水面です。なるほど苦労してよじ登ってきた池とメンバーは悟り、写真撮影会。この池で釣れたブッラクバスを見せてくれた釣り人。心の余裕は見方を変えると悟ったひと時、でした。

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午後のハイキング開始です、あれだけ角度のある谷を登ってきたのですから、当然下りは厳しいと覚悟していましたが、林道を下ると聞き少し余裕の帰路と思いきや、急な狭い下り坂。行きは良いよい、帰りは怖いと言葉通りの坂道。来年の持ち物には杖が必要と分かった。 でも楽しい一日でした。
関西安陵会 顧問 前島 美千枝(万歩数 30995歩) 

文:関西安陵会 顧問(前会長)昭和45年卒 - 前島 美千枝 -
写真撮影・投稿:広報部 昭和42年卒 - 久野 正和 -