伏見稲荷大社の散策の報告です
関西安陵会恒例のハイキングが、令和元年11月23日(土曜日)に行われました。場所は京都伏見区 「伏見稲荷大社」です。
天気は晴れ、最高の行楽日和でした。前日の寒さとは打って変わって前日より7度高い、最高気温22度(テレビの解説者が10月中旬の気温と説明しておりました)の予想の中で行われました。参加者全員(前島 美千枝会長他 21名)が10時30分JR稲荷駅前の鳥居に集合(島時間ではありませんでした)、全員で記念撮影後、境内参道の散策を始めました。
朱塗りの美しい「千本鳥居」の参道は、観光客の多さで前の方を追い越すことが難しいほどの混雑でした。その中で極めて感じたことは、外国の観光客の多さでした。(2018年6月に発表された世界最大級の旅行口コミサイトによる「外国人に人気の日本の観光スポット」ランキングでは、なんと5年連続1位だそうです)
鳥居散策後、12時に元の集合場所に集まり、全員京阪電車で伏見桃山駅へ移動。この電車も観光客で満員のありさまでした。
竜馬通り商店街を通り慶応2年(1886)坂本竜馬が伏見奉行所から狙われ、命かながら脱出した寺田屋事件の舞台となった「寺田屋」を見学、12時30分頃に近くの三十石船の乗り場付近の公園で各自持参の弁当で昼食タイム。昼食後、伏見酒造界隈(月桂冠・黄桜)を見学、最終目的場所である御香宮神社(ごごうのみやじんじゃ=鳥羽伏見の戦いで新政府軍薩摩藩の屯所となった場所。境内には明治維新伏見の戦跡が残っている)を目指し出発。
見学後、帰路の途中「鳥羽伏見の戦い」による弾痕が残っている「魚三楼」(うおさぶろう)を見学し、各自の帰路先である、近鉄桃山御陵前駅・JR桃山駅・京阪伏見桃山駅を目指し帰路につきました。
今回の企画は、山崎 史良副会長(昭和42年卒業)のご協力によるものです。
豆知識:
「お稲荷さん」と「きつね」の関係ご存じですか?
身近な神社といえる「お稲荷さん」全国に30,000社あるといわれ、各地で老若男女を問わず親しまれています。その総本宮が伏見稲荷大社です。
「稲荷大神様」のお使い{眷属(けんぞく) :人間と神様の橋渡しをする役目を帯びたもの}は「きつね」とされています。ただし野山に居る狐ではなく、眷属様も大神様同様に我々の目には見えません。その為白(透明)狐”びゃつこさん”と言ってあがめられています。「稲荷大神様」はきつねではありません。
投稿:広報部 昭和42年卒 - 久野 正和 -