関西安陵会は関西在住の鹿児島県立大島高等学校の卒業生の会です。

第149回九州地区高校野球大会 準決勝戦 勝利報告

広報部便り

      九州地区大会 有田工業に大逆転勝利 決勝進出!!

11月11日(木曜日)ネットで観戦!
 降りしきる雨の中、準決勝戦の有田工業(佐賀第2位)戦は決行が危ぶまれるも、予定どおり午前10時(平和リース球場)に試合開始となりました。1回戦、準々決勝戦と同様の後攻です。これが効きましたね。
 大野君の球数制限で急きょピッチャーを任された前山君でしたが、なかなかストライクが先行しない苦しいピッチングで、序盤からピンチの連続です。それでも、内外野の選手が奮起しその後、前山君から交代したキャプテン武田君が大野君を彷彿させるナイスピッチングで有田打線を封じこめる。
 前半5回表を終えて、6対3と徐々に大高のベースに思いきや、急に雨脚が強くなり約40分の試合中断です。
一時は再試合かとも思われましたが、何とか持ち直して試合再開!


 さぁ、そこからです。大高打線に火が付きました。6回裏に一挙5点の猛攻で9対7と大逆転を果たしました。まさに神がかりです。島の神様が乗り移ったかの如くで展開が目まぐるしい、これほど、均整のとれたチームがあるだろうかの思いです。
 試合は、終盤の8回に更に2点を追加し11対7、試合を決定付けました。そして9回、2アウトから連打でもしや大野君投入かとも思いましたが、武田君が後続をピシャリと抑え、ゲームセット!なんとも言えぬどよめきが響きわたりました。感激で涙も出ません。
 何という子供達、どの選手が最高とかありません。皆が素晴らしい、まさに!
全員で勝ち取った大勝利です。

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文:関西安陵会 副会長:昭和48年卒 市田 博宣
投稿・画像提供:広報部 昭和42年卒 久野 正和