再会喜びと自然に感謝のハイキング
「ワァ、すごい」私の第一声は集合場所に集まっている、安陵のハイキング始まって以来の小学生の孫から80代まで幅広い約27名の陵友。
このハイキングは2015年11月22日、夜の会合等行事が多い関西安陵会が、参加メンバーの拡大と太陽のビタミン光を浴び歩き、100歳時代を見据え健康寿命を延ばす行事として企画され、6年目に突入しました。
今年の奄美は世界自然遺産登録、後輩達の鹿児島大会優勝、さらに[ 大高、九州大会準V]、[大高,来春のセンバツ「当確」]と号外が飛び交い、幸せを呼ぶ風が何度も吹く。再び春の選抜出場を自ら手繰り寄せ絶対に諦めない野球部のチーム大高に毎回感動の私達。再び甲子園球場で応援ができる喜びを分かち合いたく、ハイキング参加者増につながったと考えています。
さて、今回のハイキングは、淀川河川敷から毛馬こうもん、秋の紅葉を楽しみつつ淀川沿いに歩き、桜の宮で昼食、その後天満橋から大阪城迄で走行7から8㎞。川上会長や山崎副会長(ハイキング担当)の挨拶後、太子橋今市の集合場所から坂を登り降りして河川敷にたどり着く。そこではラグビー・野球・テニスなどスポーツを楽しむ子供達、家族や府民の姿。風景は心を和ませ、紅葉を眺めながら、久しぶりの陵友と話すが、鳥も負けずさえずる。
最初の集合写真の場所、与謝蕪村の石碑「なの花や 月は東に 日は西に」生誕地の都島(毛馬)到着。観る角度では「馬こうもん」と読める。なぜ「閘門」はひらがなと疑問の私です。
次は大川沿いに歩く。空腹。目的地は「もう少し」会長の言葉を信じつつ(前回もこの言葉聞いたが遠かった)先ほどの言葉から約一時間、桜の紅葉並木を眺めながらようやく昼食。そこでまだかまだかと待っている立派な蘇鉄を背景の陵友と合流。つかの間の休憩。差し入れのビールやジュ―スを飲み、いざ再出陣。目指すは大阪城。
大阪は本当に坂が多い街。緩やかな坂、急な坂と階段の多い大阪城内公園入口。樹齢300年の黄金色。初めて見る立派なイチョウの木に感動し、今日2回目の集合写真です。紅葉の美しさや久しぶりの陵友との楽しい会話で予定時間が過ぎ場内解散。有志で天守閣に登ろうと行動するが、お城の入り口は数十名の行列。この季節にしては少ないと視線を後ろにずらすと、入り口から数メートル後ろの検温場所、そして我慢強く並んでいる列は遠くの城壁を取り巻く。私達はあまりの紅葉の美しさがWITHコロナ時代を忘れ判断を間違いました。道中、大阪城を見下ろし「いつか天下を取ると頑張った」関西30会(第6回卒)の先輩達から学んだ多くの人生論を有志と語りつつ、今回の楽しいハイキング終了です。
(私の歩数は自宅から28,000歩、今年一番の歩数)
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文:関西安陵会 顧問 :昭和45年卒 前島 美千枝
投稿・画像提供 広報部 : 昭和42年卒 久野 正和