関西安陵会は関西在住の鹿児島県立大島高等学校の卒業生の会です。

語り場 20回卒長谷川 ひさ子(ケアプラセンター・ゆかり ケアマネジャー) 

日時2025年9月7日尼崎市中小企業センター 14時~15時

大阪で独居生活者の多い西成区、ケアマネジャーとして働く長谷川 ひさ子氏は語る

老後の準備についてのあれこれ 皆さんに知ってほしいこと 5項目

1:社会福祉協議会

・みんなで、支えあう地域社会をめざす、一人一人が住み続けたいと思える町づくりをめざす、通称「社協」。

・住んでいる町の社協がどこにあるのか、内容など今後のために調べる価値がある。

2:老後のお金について

・貯蓄が減っていく一方で、心のストレスになる。持ち家を担保にして借入する方法もある。

・お金は大事だけど、それに縛られるのも辛い。

・「一生働く」ことは、小遣いだけでなく、健康を得る方法でもある。

・シルバーセンターで仕事を探しましょう。

3:健康に気をつけて転ばないように暮らす

 ・転倒は行動の制限。日常生活に支障をきたし、悪循環につながる。

・健康の為には、食事も大事であるが、一人より二人で食べることがより効果的。

・二人分の調理は、お互いの健康管理につながる。

・今の生活がいつ変化するかもしれない、特に男性は家事を一つ身につけておく事が必要。

4:迷惑を掛ける勇気 

・人に甘えるは大切である。自分ならできる、できると思っている事も、実は危険を伴うことがある。

・地域で助け合い、委ねる気持ちを持ちましょう。

・甘えてほしい、頼って欲しいと思っている人が回りにはいる。

5:地域で病院(かかりつけ医)をきめておく

・どこで終末を迎えるか,在宅か病院などの施設なのか考えておきましょう。

・かかりつけ医があると、終末期に大切なお話がしやすくなる。

 ※感想 今回も現役のケアマネジャーから多くの事を学びました。

遠いと思っていたら、気づけば身近な課題となっている介護。社会福祉協議会や介護保険の内容を学ぶ必要性を感じた日でした。

(文責 前島美千枝)

 

長谷川ひさ子さん