関西安陵会は関西在住の鹿児島県立大島高等学校の卒業生の会です。

ご挨拶 関西安陵会 第25代会長 松元 弘敞

平成28年から二年任期で会長に選出されました伊仙町出身の松元弘敞(ひろあき)と申します。中学校まで徳之島で、高校三年間は名瀬で過ごし、高卒後以来50年近く大阪暮らしです。名瀬での三年間は寮生活の思い出が強く印象に残っています。寝食を共にした仲間、先輩、そして後輩とのかかわりを通して人生の基礎造りができたように感じています。仕事の経歴は主として事務畑でリーダー向きではありませんが皆さんの協力を得ながら、2年間の任期を務めますのでよろしくお願いいたします。
249名の皆さんへ役員協力のお願いしましたところ次のような結果になりました。承諾数86名、辞退数90名、未返信数62名、そして転居先不明返信数が11名です。自動継続の顧問6名を加えて、役員数計92名となりました。承諾頂いた役員92名の皆さんに感謝いたします。10月の総会に向けて心強い気持ちです。辞退された皆さんには今後ご都合や環境が整えば是非協力いただきたいと思います。また役員としては辞退でも総会への参加協力をよろしくお願いします。なお役員のいない回期については引き続き幹事募集をしますので、自薦他薦問わずご連絡をお待ちしています。
私の関西安陵会との接点は卒後八年目の昭和52年の総会参加が始まりです。来賓の龍野定一元校長や宮之原貞光参議院議員が強烈に印象に残っています。その後は仕事優先で参加は途切れていたのですが、20年を経て幹事として、さらに10年を経て副幹事長として名簿の管理を引き継いだのを機に総会参加が増えました。前任の渡会長のもとで幹事長を2年間経験し今日に至っています。
会長を引き受けた60代半ば時点で、大高卒後を振り返ってみると、節目毎の同期会開催が根底にあり、その延長上に関西安陵会の存在がありました。無関心状態から再参加するきっかけは数回開催された全国同窓会での情報だったと思います。参加することを通じて先輩、後輩のつながりへと発展し、他地区の安陵会、さらに郷友会はじめ他団体との交流も進んだと考えています。昨年「大島紬の織り美らさ」という紬を讃える新民謡に出会いました。唄にあるように安陵会組織を奄美伝統の大島紬にたとえ、同期の繋がりを横糸に、先輩後輩の繋がりを縦糸に見立て一本一本の糸をしっかりとつむぎ太く強くし、伝統的な紬の模様にちなんで安陵会の伝統を受け継いで行きたいと考えます。
会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈りすると共に、安陵会への自主的な参加とご協力をお願いし挨拶とします。